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減り続ける漁業就業者

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昆布屋さんドットコムをご覧いただきありがとうございます。

ここ数年、よく聞かれるようになった「人口減少」、「少子高齢化」、「地方消滅」という言葉。
そして、東京への「一極集中」。
私自身、シンクタンクで勤務していた経験もあり、社会問題や人口問題の研究に取り組んできましたが、北海道の各市町村の人口減少の実態を目の当たりにしました。

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減り続ける漁業就業者

漁業就業者数は北海道の多くの市町村で減少しており、漁業に限らず農業を含めた第1次産業の就業者が大幅に減少しています。
私の出身地である函館市の南かやべ地区では、昆布を生産する漁業就業者が大半を占めていますが、後継者不足による高齢化が進み、また、引退する漁業就業者も後を断ちません。
下記で函館市の第1次産業就業者数の推移のグラフ(出典:国勢調査)を掲載しましたが、2010年は1980年に比べ3分の1にまで落ち込んでいます。
地元では、「このままでは昆布を採る人は誰もいなくなってしまうのではないか」と不安視する声も多い。

函館市の第1次産業

なぜ、漁業就業者は減り続けているのか。

函館市南かやべ地区である漁師さんの話を聞くと、昆布漁では今でも年間数百万円の所得があるという。
しかし、燃料費などがどんどん値上がりしているなど、多大な経費もかかり、年間で数百万円の所得があっても実際はその半分くらいしか手元に残らないというのです。
そのため、漁業だけでは生計が成り立たず、昆布漁が落ち着く冬期間などは出稼ぎをする漁師さんもいました。
また、最近では引退する漁師さんも後を絶ちません。

後継者が不足

昔は、南かやべの地元の中学生、高校生は学校を卒業後は親の後を継いで漁師さんになるのが普通でした。
しかし、前述のように漁業だけでは生計が厳しい現状では、「子供に後を継がせたくない」という親も多くなったようです。
また、函館市そのものが雇用の面で厳しい環境にあり、非常に就職難となっているのも影響しています。
下記の函館市の総人口のグラフ(出典:国勢調査)を見てもわかる通り、若い人ほど仕事を求めてどんどん都市部へ流出しており、出生率の低下も相まって人口は減少しています。

函館市の総人口

これから目指すもの。

漁業所得が低迷し、漁業就業者が減少が続いている中、やはり目指すべきは漁業の6次産業化ではないでしょうか。
漁師さん自らが生産から製造、販売まで行って、新たな産業を創出する必要があると思います。
実際、昆布屋さんドットコムでも以前より6次産業化を推進してきました。
農業では、中札内村など道内ですでに6次産業化に取り組んでいる自治体もあり、メディアにも取り上げられ話題になっています。
私達も、漁業の活性化、昆布の活性化に向けて少しづつ取り組んでいきたい。

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