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昆布漁の朝

更新日:

こんにちは。
北海道の昆布、がごめ昆布の情報サイト 昆布屋さんドットコムをご覧いただきありがとうございます。

道南の南かやべでは、7月に入りお祭りがおこなわれました。
お祭りで昆布の大漁を祈願し、お祭り後から昆布漁が本格化するのが通常です。
昆布漁も本格化し、南かやべ地区では漁師さん達が早朝から昆布漁に励んでいます。
昆布の生産から加工、販売までおこなっている私達も、早朝の昆布漁から大忙しです。

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昆布漁の朝

先日のブログで、昆布のアルバイトの話も少し書きましたが、昆布漁について興味を持っている方はけっこういらっしゃるようです。
昆布漁の朝とは、いったいどんな感じなのかお話したいと思います。

昆布漁

早朝3時から4時には起きる

養殖昆布については、早朝3時には起きて船に乗り、海から昆布を引き上げてくるのが普通となっています。
南かやべでは、海へ出てはいけない時間というのもあり、早朝3時を過ぎないと海へ出ることは禁止されています。
一般の人にとっては、「そんなに朝早くから作業する必要がないのでは?」と思うかもしれません。
昼間にのんびりやればいいじゃない、と思うかもしれません。
ところが、早朝からの作業には理由があります。
日中は日差しが強く、水揚げした昆布がすぐに乾燥してしまいます。
また、水揚げした昆布は、洗浄〜乾燥、取り込み作業まで1日の中で終わらせる必要があります。
それについては後述しますが、要するに昼間にのんびりやっていては間に合わないのです。

水揚げした昆布

水揚げした昆布は、洗浄して乾燥させます。
昆布には「コケムシ」と言われるものが付着しており、それを落とす必要があるのです。
コケムシとは、コケのような生物だそうです。
コケムシが付着したまま昆布を乾燥させると、コケムシは硬く張り付いてしまい取り除くのが困難になります。
先に話したように日中の日差しの強い状態だと、このコケムシも乾燥し昆布に張り付いてしまうため、スピード勝負で落とす必要があるのです。
生の昆布の状態だと、ローラーブラシで擦ると簡単に落とすことができるため、ローラーブラシのついた機械で1枚1枚昆布の汚れ、コケムシを落とします。
汚れを落とした昆布は、丁寧に干し、乾燥させます。
乾燥場と言われる乾燥機を置いた室内で乾燥させることもあれば、天日で自然乾燥させることもあります。
乾燥させる時間は数時間はかかります。
天日の場合は、さらに時間がかかります。
このあたりの作業は家族総出でおこなわれます。
人手が必要な作業です。
昆布を無事に干し終えたら、みんな朝食を採ったり、ひと休みです。
昆布の量にもよりますが、だいたいは8時から9時頃になるでしょうか。

昆布洗浄

天然昆布漁

上は、あくまでも養殖昆布の場合です。
天然昆布の場合は、また違った作業になります。
天然昆布漁は明け方、5時か6時頃から開始するのが一般的です。
開始時間も終了時間も町で決められています。
天然昆布漁は、悪天候の場合は中止になることもあります。
2、3人で船に乗り、天然昆布を採取するわけです。
養殖昆布の作業とほとんど同じ時間帯に漁をするため、人手がない場合はかなり厳しいです。
水揚げした天然昆布も、その後は養殖昆布と同じ作業がおこなわれます。

養殖と天然の兼業は大変

養殖昆布漁と天然昆布漁を両方やっている漁師さんは大変じゃないのか?と思うかもしれません。
実際、大変です。
ほとんど同じ時間帯に行われるため、人手が必要になってしまいます。
そのため南かやべでは、小さい子どもからお年寄りまで昆布作業をするのが普通になっています。
養殖昆布は家族に任せて、漁師さんは天然昆布の採取に行く、ということもあります。
両方を兼業するのは厳しいので、天然昆布のみ、養殖昆布のみ、という漁師さんももちろんいます。
しかし、実際は、両方を兼業している漁師さんが多いです。

朝が早いのが大変な昆布漁ですが、毎日続いていると早起きも苦にならなくなるものです。
日中はけっこう休める時間も多いので、少しお昼寝するくらいならできますしね。
とにかく、南かやべの夏は始まったばかりです。
また、近況をレポートしたいと思います。
今後とも、北海道の昆布、がごめ昆布の情報サイト 昆布屋さんドットコムをよろしくお願いいたします。

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